(インタビュー)中途半端な国、日本 社会学者・佐藤俊樹さん
■五輪はどこへ
開催か、中止か――。そんな議論がくすぶり続ける中、東京五輪の開幕がひたひたと近づいてくる。開催の意義も、開催した場合に負うリスクも明確に説明されず、政府は「時間切れ」を待っているかのようだ。これがまさに、「中途半端な日本」の映し鏡のようだ、と社会学者の佐藤俊樹さんは指摘する。
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- 【視点】
日本はもはや大国ではない。佐藤さんは少し残酷な現実を読者に突きつけました。私も同じように感じてきました。コロナ禍になる前は海外からの旅行客が増えていましたが、最大の理由は物価の安さ。台北駐在時代には、東京の不動産が安いと投資ブームが起きてい
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