(声)開墾のご褒美、焼き芋に感動

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 無職 高橋スミエ(埼玉県 82)

 終戦を機に、海軍工廠(こうしょう)に勤めていた48歳の父は、静岡の実家で農業を始めた。雑木林を買い、農地確保のため毎朝暗いうちから開墾した。木の根っこを取り除き、もっこで運ぶ。父の思うように母が働けないと、父は土塊(つちくれ)を投げつけるなど鬼のようになってしま…

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