いのちの尊さ、死に向き合ってこそ アルフォンス・デーケン上智大名誉教授を悼む 寄稿、島薗進

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 ■島薗進・上智大グリーフケア研究所長

 9月6日、惜しまれて88歳で亡くなったアルフォンス・デーケン上智大学名誉教授は、日本に「死生学」を広めた先覚者として知られる。がんなどで死期を告知されたり、大切な人と死別したりする経験を通して、自らの生き方を振り返る。死を意識してこそ、いのちの尊さを自覚す…

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