イスラエル軍、ガザ要衝に地上部隊 被害拡大、国連職員も犠牲に

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大野良祐
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 イスラエル軍は19日、パレスチナ自治区ガザの中部と南部で「限定的な地上作戦」を始めたと明らかにした。軍部隊はガザを南北に分ける要衝ネツァリム回廊周辺に入り、緩衝地帯の拡大などを目指しているという。

 同軍は1月にイスラム組織ハマスと停戦合意を結んだ後、この回廊から撤退していた。軍はまた、ガザ南部の境界地域にも部隊を集め、今後の展開に備えているとしている。

 ガザへの攻撃は18日に全面…

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この記事を書いた人
大野良祐
国際報道部次長
専門・関心分野
東南アジア・南アジアの政治社会、生活文化、民主化問題、環境問題
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    川上泰徳
    (中東ジャーナリスト)
    2025年3月20日14時8分 投稿
    【視点】

    今回のイスラエル軍によるガザ攻撃の再開について、イスラエル紙ハアレツの治安情報担当記者が「イスラエルがガザでの戦争を再開する正当な理由は全くない」という見出しで解説をかいている。 記事では、「今回の攻撃再開は、戦争を再開する決定を正当化する

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イスラエル・パレスチナ問題

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イスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルに大規模攻撃を行いました。イスラエルは報復としてハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区に攻撃を始めました。最新のニュースや解説をお届けします。[もっと見る]