ホテル転落死 4歳児1人で移動か 識者「パニック起こした可能性」

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山本達洋 中村有紀子

 福岡市博多区のホテルで15日未明、4歳の男児が父親の不在中に転落死したとみられる事故で、この男児が宿泊していた3階の部屋を出て1人でエレベーターに乗り、10階の非常用扉まで移動したとみられることが、捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は、男児がこの扉から屋外に出た先で誤って転落したとみて調べている。

 博多署によると、親子は名古屋市から2人で旅行中だった。父親が男児を寝かしつけて買い物に出たあとで部屋に戻ると男児の姿がなく、同日午前2時ごろ、ホテル前の路上で倒れているのを見つけた。すでに心肺停止の状態だったという。

 捜査関係者によると、県警は…

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