停戦後のウクライナへ部隊派遣で一致 英仏など有志連合の欧州数カ国

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パリ=宋光祐
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 英国、フランスなど欧州を中心とするウクライナの和平に向けた「有志連合」の首脳らは27日、英仏と欧州の数カ国が、ロシアとの停戦成立後にウクライナに部隊を派遣する方針で一致した。米国が仲介する停戦協議を通じてロシアが求めている経済制裁の解除には応じないことを確認した。

 英仏や独伊など欧州の国に加え、カナダ豪州など約30カ国からなる有志連合の首脳らが27日、パリの仏大統領府で会合を開いた。

 マクロン仏大統領は会合後の記者会見で、英仏が主導するウクライナへの部隊の派遣について、ロシアの再侵略に対する抑止力としてウクライナの重要拠点に配置する方針を説明。各国からの部隊の派遣には有志連合の参加国の中で意見の相違があることを認めた上で、欧州の複数の国が英仏とともに派遣に合意したことを明かした。

 ウクライナへの侵攻を続ける…

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この記事を書いた人
宋光祐
パリ支局長
専門・関心分野
人権、多様性、格差、平和、外交
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