宋光祐

パリ支局長
専門・関心分野人権、多様性、格差、平和、外交

現在の仕事・担当

2022年9月からパリ支局に赴任し、フランスとイタリア、スペインを担当しています。フランスでは移民や難民、外国にルーツを持つ人たちの暮らしを追いかけています。環境やジェンダー平等について考えさせられる機会も多く、欧州での動きを日本に伝えたいと考えています。2024年6月の欧州議会選を経て混迷するフランス政局も注目です。

バックグラウンド

関西で雑誌編集者として働いた後、社会の幅広い問題や市井の人たちの声を伝えられる新聞記者に魅力を感じ、2004年に朝日新聞に入りました。在日コリアンのルーツを持つ自分の生い立ちとも相まって、社会の中でマイノリティーの人たちの置かれた状況に関心を持ってきました。15年9月からは1年間、会社を休職し、パリの大学で欧州連合(EU)やフランスの歴史を学びました。社会人になって10年が過ぎた頃に初心に戻って大学で学んだ経験が今も生きています。

仕事で大切にしていること

日本や世界で生きる人たちの姿をできるだけたくさん伝えたいと思い、日々取材しています。ステレオタイプではない一人ひとりの顔の見える物語から日本や世界の「今」について考える。そんな仕事がしたいと考えています。

著作

  • 『現代ベトナムを知るための63章』(明石書店、2024年)=共著
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