ライチョウを絶滅から救って 中央アルプスで「復活作戦」、資金募る

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高億翔
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 絶滅の恐れがある国の特別天然記念物・ライチョウの「復活作戦」が中央アルプスで行われている。その活動費用にあてるためのクラウドファンディング(CF)が実施中だ。期間は7月5日まで、目標金額は500万円。得られた資金はライチョウのケージ保護費用などに使われる。

 CFはライチョウ研究の第一人者で、復活作戦の指揮をとる中村浩志・信州大名誉教授(75)の研究所がCFサイト「CF信州」(https://cf-shinshu.jp/project/detail/944別ウインドウで開きます)で実施している。

 北アルプスに生息する野生のライチョウだが、中央アルプスでは1969年の目撃例を最後に絶滅したとされる。環境省のレッドリストでは、近い将来絶滅の可能性が高い「絶滅危惧ⅠB類」に分類されている。

CFの返礼品に第一人者が引率する観察会も

 CFは1口5千円から。返礼…

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