おやじのせなか一覧
（おやじのせなか）青空球児さん 仏頂面、でも客席でバンザイ(07/25) 沖縄・宮古島の出身なんだよ。仕事を探して横浜に来たんじゃないかな。「こっち来て、関東大震災に遭ったんだ」みたいな話をしてた。戦後すぐは夫婦で飲み屋をやって、最後は畳屋をやったからね。 いやあ、ぶっき…
（おやじのせなか）松本創さん 異なる道、だけど背中合わせ(06/27) 父親は典型的な会社人間で転勤族でした。大阪の豊中市に住んでいた小５の時、仙台に引っ越すことに。空港で会社の人に「松本君バンザーイ」って見送られていた。僕は転校が嫌で、だいぶ泣きましたけどね。仙台でも…
（おやじのせなか）早霧せいなさん 心地良い会話、夢を応援(05/23) 物心ついた時から、父は仕事の都合で単身赴任していました。長崎県佐世保市に住む私たち家族は、週末に父が帰ってくることが楽しみでした。運動が得意な父とキャッチボールをしたり、自宅の庭で一緒に過ごしたりし…
（おやじのせなか）石井亮次さん 病室での感謝に「まだ早い」(04/25) おやじはガソリンスタンドを経営していて、その店で大学４年までバイトしました。 高校生の時に一度、おやじの布団の上でみかんを食べ、皮を置きっぱなしにしてしまったことがあります。激怒されてそれから、口を…
（おやじのせなか）ウスビ・サコさん そっと見守る、信頼の裏返し(03/14) 「目標を諦めるな」「利己的になるな」。ここぞという時にだけ、言葉をかける人でした。 西アフリカのマリが私の母国。父は、商人だったソニンケ民族の祖父と小王国の支配層フラニ民族出身の祖母の間に生まれまし…
知の冒険へ、出かけよう ２０２１春の新紙面(03/13) 新聞をめくって、知的好奇心の旅へ。学びに役立つ情報を。４月から連載で、子どもも楽しみながら科学知識が身につくドリトル先生の冒険をお届けします。教育・子育てページを増やし、連日掲載します。先の見えにく…
（おやじのせなか）安田菜津紀さん ルーツ隠す苦しみ、知らなくて(02/07) 父は東京・新橋でうなぎ料理屋を構えていました。うなぎを焼く煙とタレの匂い、そしてその向こう側にうっすらと見える父。それがたぶん一番最初の記憶です。口数が少なく穏やかな人でしたね。 幼稚園の頃にはっき…
父はなぜルーツ隠したか 安田菜津紀さんに託された役割(02/06)■おやじのせなか：フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん 父は東京・新橋でうなぎ料理屋を構えていました。うなぎを焼く煙とタレの匂い、そしてその向こう側にうっすらと見える父。それがたぶん一番最初の記憶です…
【アーカイブ】（おやじのせなか）古賀稔彦 遊びも仕事もとことんやる(01/01)【2005年10月16日朝刊教育面】 鉄工所で働く、職人気質の父でした。よく遊んでくれたのですが、そんな所にも「とことんやる」という職人魂が発揮されていた。 カブトムシを捕りに行く時は、よく捕れる山を…
【アーカイブ】（おやじのせなか）益川敏英さん 「店を継げ」進学に反対(01/01)【2010年6月6日朝刊教育2面掲載】 おやじは名古屋の砂糖商でした。元は家具職人だったけれど、戦争でノコギリなどが徴集されて、戦後に商売を始めた。甘いものが好きだから、砂糖。実に単純です。 本当は電…
父はナレーター、私がうそ寝していたのは…大原櫻子さん(12/06)■おやじのせなか 父はナレーター兼俳優なので、今は師匠みたいな存在です。私がうちに帰ってお芝居の話をして、「これでいいのかなぁ」って質問すると、パッとアドバイスをくれる。「悲しいことを悲しい顔で言うよ…
（おやじのせなか）大原櫻子さん 心の中の「もっと、もっと」(12/06) 父はナレーター兼俳優なので、今は師匠みたいな存在です。私がうちに帰ってお芝居の話をして、「これでいいのかなぁ」って質問すると、パッとアドバイスをくれる。「悲しいことを悲しい顔で言うよりも笑って言った…
怖い親父の小言、親になり愛と気付いた 波田陽区さん(11/23)■（おやじのせなか）波田陽区さん とにかく怖かったです。元国鉄職員で「昭和のおやじ」。いつもぶすっとして、口を開けば怒っていました。笑うのを見たのは、職場に夕食用の弁当を母といっしょに届けた時くらい。…
高1で突然失った父、実は前日に…ジャルジャル福徳さん(11/22)■（おやじのせなか）福徳秀介さん お父さん、お尻にばんそうこうみたいなアザがあったんですよ。一緒にお風呂に入ると、「はがしてくれ」。僕が爪を立ててはがすフリをすると、「痛い痛い」って。ベタな笑いですね…
（おやじのせなか）福徳秀介さん 本気が大好き、僕のスター(11/22) お父さん、お尻にばんそうこうみたいなアザがあったんですよ。一緒にお風呂に入ると、「はがしてくれ」。僕が爪を立ててはがすフリをすると、「痛い痛い」って。ベタな笑いですね。 家族みんなでテレビのドラマを…
（おやじのせなか）波田陽区さん 小言は愛、今知った！残念！(11/08) とにかく怖かったです。元国鉄職員で「昭和のおやじ」。いつもぶすっとして、口を開けば怒っていました。笑うのを見たのは、職場に夕食用の弁当を母といっしょに届けた時くらい。 僕が小学生のころ、ソフトボール…
（おやじのせなか）小林快次さん 石を割る日々、見守り続け(11/01) 生真面目な父は、僕のやりたいことを尊重してくれました。僕は城に夢中だった小学校高学年の頃、当時２万３千円もする白黒の城の写真集を誕生日プレゼントにせがみました。父親は「高いな」と渋りましたが、買って…
（おやじのせなか）玉川奈々福さん トーク上手、「世間」が学校(10/18) 父は、親分肌で、話が上手でした。取引先の人に、茶道を習っていた母から聞きかじった「茶の湯の心得」を堂々と語っていたのが、ものすごく面白くて。私が、浪曲師として人前に出ているのは、父の遺伝が強いと思い…
（おやじのせなか）松尾貴史さん 「子どもは親のもんやない」(10/11) 父は９人きょうだいの下から２番目。相当貧しい家で、島根の山あいの限界集落に近い町の出身でした。中学２年の頃に家出同然で出てきて、たどり着いた先が神戸。米軍キャンプに出入りして兵隊たちの遊び相手をして…
11PM見てたら逆さづりに…松尾貴史、父の強烈な個性(10/10)■おやじのせなか タレント、俳優、カレー店主とマルチに活動する松尾貴史さん（60）の父親はバーテンダーでした。昼間は少年野球の監督、冗談好きで時にはモノマネも。個性的なキャラクターのお父さんの思い出を…
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