(評・映画)「若武者」 日常、炙り出す心の不安定さ

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 「ドライブ・マイ・カー」の成功体験を経た濱口竜介は、「悪は存在しない」で商業映画の定型に依(よ)らず、研ぎ澄まされた映画性を前面に打ち出して新しい映画のあり様を示してみせた。前作「逃げきれた夢」が昨年のカンヌ国際映画祭ACID部門に入選した二ノ宮隆太郎によるこの最新作も、どこかそれを彷彿(ほうふつ…

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