(新書)尾脇秀和著『氏名の誕生』ほか

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 ●尾脇秀和著『氏名の誕生』 人名は「氏」と「名」からなり、氏は先祖代々の家のもの、名は親が付けてくれるものという現代の「常識」は、江戸時代にはなかった。王政復古の混乱後、明治5年に「氏名」という形が生まれる。夫婦同姓は明治31年の民法以後のこと。近世史研究者がその経緯を丹念に追った、発見に満ちた一…

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