(みる)『宇佐美圭司 よみがえる画家』 加治屋健司〈編〉

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 宇佐美圭司の絵にはいつも人の気配が感じられる。新刊カタログである本書からもそれを感じる。「世界最初期のレーザー光線を用いた芸術作品」を作ったこの画家の考えていたことは何か。晩年に向けて、さらに複雑な大作を仕上げていくとき考えたことは何か。そんな問いに答える優れた執筆陣の、イキイキとした「見る力」…

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