(書評)『科学探偵 シャーロック・ホームズ』 ジェイムズ・オブライエン〈著〉

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 ■推理は化学なんだよワトスン君

 シャーロック・ホームズが初めてワトスン博士に会ったとき、一目見ただけで「きみ、アフガニスタンに行ってきましたね?」と看破した。ホームズを特徴づけるエピソードである。

 だがそれが、ホームズが何をしている時のことだったか、すぐに答えられるのはシャーロッキアンと呼ばれ…

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