(声)平和のバトン 今も色あせぬ、子らの被爆体験記

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 無職 小林則之(岐阜県 85)

 広島での学生時代、被爆者実態調査に参加し、聞き取りをしたことがある。

 「ピカドンのこたぁ、なんも話しとうない」「ピカなんて、みんな忘れてしもうた」という人が多かった。そこには被爆者の心の奥底にある強い憤りと深い悲しみが感じられた。

 その少し前、大学の長田新先生…

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