第32回「共産と協同、宏池会の伝統に反す」 宮沢喜一氏が加藤の乱時にメモ
池田伸壹 西村圭史 松田京平
故・宮沢喜一元首相による40年間の日録で、戦後日本の保守本流として軽武装・経済重視を牽引(けんいん)し、自身も率いた自民党派閥「宏池会」に触れた記述がある。
宮沢氏から派閥「宏池会」の会長を継いだ加藤紘一氏が、森喜朗内閣打倒に向けて動いた2000年の「加藤の乱」。宮沢氏は首相退任から5年後の1998年、小渕恵三首相からの「三顧の礼」に応えて再び蔵相に就き、森内閣でも留任していた。
「『共産党と協同して不信認…
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