茅の輪くぐりで無病息災を 露店もずらり 垂水・海神社で夏祭り

小田健司

 【兵庫】神戸市垂水区の海神社で13日、夏祭りが始まった。この日は祝詞(のりと)をあげておはらいする「夏越祓(なごしのはらえ)」があった。境内に設置された直径約2メートルの茅(ち)の輪に長い行列ができ、参拝者が次々とくぐっては、無病息災を願った。

 田中宗則宮司によると、疫病や風水害などから守るという願いが込められた夏祭りだという。

 境内にはかき氷や射的など約70の露店が並んだ。15日までの期間中、約2万人の人たちでにぎわう。

 両親と訪れた小学2年生の秋葉咲希さん(7)は「友達とたくさん遊べますようにとお願いしました」とにっこり。家族の健康を祈ったという藤田和子さん(87)は「神頼みはすると落ち着くものですね」と話した…

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この記事を書いた人
小田健司
ネットワーク報道本部(大阪・堺支局)|地方行政や町ダネ、裁判など
専門・関心分野
権力監視、原発、公共事業、ボブ・ディラン