JR西日本の「銀河」紀南コース、今年は7~9月

菊地洋行
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 JR西日本は、観光列車「WEST EXPRESS 銀河」の紀南コース(京都―新宮)を7~9月に運行する。7月に「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の世界遺産登録が20周年を迎えるのに合わせて、機運を高める狙いがあるという。

 銀河・紀南コースは、7月1日~9月25日に週2往復程度運行される予定で、下り(京都→新宮)は夜行、上り(新宮→京都)は昼行。

 西日本の海や空を表現した瑠璃紺(るりこん)色の車体で、6両編成。2021年に初めて和歌山県内に乗り入れ、今年度で4回目となる。停車駅でのご当地グルメや沿線の地元食材を生かした弁当、列車内外でのおもてなしイベントが特徴だ。

 今回は、紀南地方の7市町村を舞台にしたクイズラリーを実施するほか、車内アメニティーの充実、車内フリースペースを使った新たな体験メニューなどが予定されている。

 4月下旬、沿線自治体でつくる銀河受入協議会の総会があり、会長を務める田岡実千年・新宮市長が「世界遺産登録20周年の節目の年。今まで以上に紀南地域を挙げて盛り上げたい」と話した。

 予約は利用日の1カ月前からJR西のインターネット予約(e5489)や全国の駅のみどりの窓口、旅行会社で。

 ダイヤ、料金などの詳細は、銀河のホームページ(https://www.jr-odekake.net/railroad/westexginga/別ウインドウで開きます)で。

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この記事を書いた人
菊地洋行
和歌山総局|新宮・熊野地区担当
専門・関心分野
地域の話題、国際情勢