PFASが住民の血液から検出 大阪府の459人を市民団体が分析

有料記事

村井隼人

 ダイキン工業(本社・大阪市)の淀川製作所(大阪府摂津市)周辺で有機フッ素化合物(総称PFAS(ピーファス))が検出された問題で、市民団体が住民らの血液を調査し、その中間結果を31日に発表した。

 PFASは水や油をはじきやすく、熱に強いために防水加工などの製造過程で広く使われてきた。自然界では分解されにくいことから、「永遠の化学物質」とも呼ばれる。このうち代表的なものはPFOA(ピーフォア)、PFOS(ピーフォス)など。ダイキンの淀川製作所では1960年代後半からPFOAを取り扱い始め、2012年に製造・使用を中止したという。

 発表によると、市民団体「大…

この記事は有料記事です。残り367文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら