ハマスの「テロ行為」に非難続々 国連事務総長、米英仏など5カ国も

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ニューヨーク=遠田寛生 ロンドン=藤原学思

 パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃で、国連のグテーレス事務総長は9日、攻撃を即時に停止し、100人以上とされる人質を解放するよう求める緊急声明を出した。

 グテーレス氏は米ニューヨークの国連本部で声明を読み上げ、「私はパレスチナ人の正当な不満を認識している」とした上で、「このようなテロ行為や民間人の殺害、傷害、拉致を正当化することはできない」と述べた。

 イスラエル側の報復にも懸念を示した。すでにイスラエル軍のミサイルがガザの医療施設や住宅などの民間施設に着弾し、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校も被害を受けたという報告があるという。

 UNRWAの計83の学校に…

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この記事を書いた人
遠田寛生
ニューヨーク支局
専門・関心分野
大リーグなどスポーツ全般、アンチドーピング
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論
イスラエル・パレスチナ問題

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