候補者紹介しない政見放送、ジャニーズ問題で9分 公選法上はあり?
4月23日に投開票された衆院千葉5区の補欠選挙の政見放送で、政治家女子48党(旧NHK党)が候補者名を一切紹介しないまま、大手芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」の所属タレントが性被害を訴えた問題を取り上げた。放送自体が一つの情報番組のようなつくりだったこともあり、SNSなどでは戸惑いの声も。そもそも政見放送の規定はどうなっているのか。
政治家女子の政見放送は4月20日午前6時からNHKであり、同党から持ち込まれた9分間の録画映像がそのまま使われた。日本外国特派員協会で会見をした元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが、事務所創業者の故ジャニー喜多川氏から性被害を受けていたと訴え、現役の所属タレントの名前も複数挙げる様子が流された。「我々の独占取材に応じてくれました」と説明があった。
ナレーションで「芸能界、マスコミ、政治は密接に関わり合っている」と指摘し、「腐った権力をぶっ壊す」と締めくくる。最後の数秒間に党の公式ホームページが紹介されるが、党首や候補者は一度も登場しない。
政見放送は公職選挙法で認められた選挙運動で、国政選挙と知事選が対象。放送局で収録する「スタジオ録画方式」に加え、衆院選の小選挙区と参院選の選挙区では、候補者が独自に収録した映像を流す「持ち込みビデオ方式」も認められている。
内容に規制はあるのか。公選…
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