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「謝礼いくらでも用意」教団側から再三の出席依頼 鳩山元首相が証言

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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側が複数の首相経験者に、韓国のイベントへの出席やビデオメッセージの提供を依頼していた。鳩山由紀夫元首相は、自民党時代に選挙で教団側の支援を受けたことなどを認め、首相退任後にも複数回にわたってイベントをめぐる働きかけがあったと朝日新聞に証言した。依頼を断ると、金銭の提供を持ちかけられたという。

 鳩山氏や秘書によると、教団の友好団体「天宙平和連合」(UPF)が韓国で開くイベントへの出席を2019年に求められた。鳩山氏と同じ旧民主党に所属していた元議員の秘書を通じ、「世界の元首クラスが出席している」などと依頼された。鳩山氏が断ると、教団側は教団幹部と会食できないか、改めて打診してきたという。

 鳩山氏はこれには応じ、9月…

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