第1回のんさんが語る鉄道150年 「三鉄と歩む」全線開通で気づいたこと
聞き手・伊藤恵里奈
思い出深い三陸鉄道のロケ
駅や列車には、独特のにおいや空間、時間の流れがあって、五感が研ぎ澄まされます。知らない人たちと駅で交わったり、一緒に列車に乗ったりしている環境が面白いですね。
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」は、岩手県の沿岸部を走る三陸鉄道でロケがありました。三鉄は海沿いも山の景色も両方も楽しめます。三鉄の車窓から海が広がる風景は、いくらでもみていられます。
三鉄の車体のカラーは、白地に青と赤が入っています。景色に映えてとても可愛い。列車がオシャレだなんて、ドラマ以前は考えもしませんでした。お座敷列車などのイベントで使われる、レトロ調の車両も素敵なんです。外装は落ち着いた色合いで、照明や座席は木目調でシックで、ムードがあって好きです。
日本で鉄道が開業してから、10月14日でちょうど150年。「あまちゃん」から続く三陸鉄道との縁、そして地元・兵庫県の列車にまつわる思い出の味、お気に入りの駅……。鉄道の魅力について、のんさんにたっぷり語ってもらいました。
ドラマの中で三鉄の列車と自…
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