「プーチン氏は反逆罪」声上げるロシア地方議員 政権は締め付け強化

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 ロシアで11日、統一地方選があった。ウクライナ侵攻後、初めての全国規模の選挙で、愛国心を訴えたプーチン政権の与党「統一ロシア」が知事選や地方議会選で勝利する見通しだ。ただ、地方の議員からはウクライナ侵攻への反対の声が相次いでおり、政権は反対派への締め付けを強化するなど警戒を強めている。

 今年の統一地方選は、14の州や共和国で首長選を実施するほか、全国82の地域で4700の選挙があり、3万1千人以上の首長や議員が選ばれる。

 投票は11日午後8時に締め…

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    服部倫卓
    (北海道大学教授=ロシア・東欧)
    2022年9月12日8時21分 投稿
    【視点】

    日本でもそうだが、ロシアでも地方選挙は有権者の関心が低く、投票率も低いのが一般的である。アメリカの中間選挙のような緊張感はなく、だいたいは体制派の候補が順当勝ちするので、国政を大きく左右するものとは言いがたい。 ただ、特定の地域に不満がく

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