ミサイル発射の映像、中国SNSでも拡散 福建省?目撃者も驚きの声

北京=冨名腰隆
【動画】台湾の対岸となる中国・福建省で撮影されたミサイル発射の直後とみられる映像=中国のSNS「微信」から
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 中国軍が4日に実施した台湾周辺海空域での「重要軍事演習」では、計11発の弾道ミサイルが発射されたとされる。中国国営中央テレビ(CCTV)は、短距離弾道ミサイル「DF(東風)15」とみられる発射の様子を公開。中国軍東部戦区は複数の種類のミサイルを発射し、「全て目標に命中した」とアピールした。

 中国のSNS上では、一部のミサイル発射の様子を一般市民がとらえたとされる映像も拡散した。台湾と向かい合う福建省の軍事エリアとみられる場所からミサイルが発射されると、目撃した人々から驚きの声が上がった。

 ミサイル発射について、中国のSNS上では「台湾独立勢力への強烈なメッセージになったはずだ」と支持する声がある一方、「米国から反撃があれば戦争になりかねない」などの不安の声も出ている。

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この記事を書いた人
冨名腰隆
政治部次長|政党担当
専門・関心分野
日中外交・安全保障、日本政治、中国政治