木村花さん中傷巡る訴訟、母親「したことと向き合って」

新屋絵理
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 フジテレビの番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラー木村花さん(当時22)が自ら命を絶った後、長野県の男性がSNS上で中傷したとして、木村さんの母・響子さん(44)が男性に約290万円の賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、東京地裁であった。響子さんは弁論後の会見で、「自分がしたことからは逃げ切れない。娘にしたことと向き合ってほしい。(SNS上の)言葉の責任をただせる世の中であってほしい」と話した。

 男性は答弁書を提出しておらず、訴訟は4月に結審する見込み。

 訴状によると、ツイッター上に「テラハ楽しみにしてたのにお前の自殺のせいで中止。地獄に落ちなよ」などが投稿された。(新屋絵理)

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