船体が分裂、油のさらなる流出に懸念 モーリシャス座礁
ヨハネスブルク=石原孝
インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁していた日本の大型貨物船の船体が15日、ほぼ二つに分裂した。高波などの影響で亀裂が入ったとみられる。座礁した船からは燃料油が流出して環境問題となっており、分裂によって船内に残っていた油の更なる流出が懸念されている。
貨物船は長鋪(ながしき)汽船(岡山県)が所有し、商船三井がチャーターした。中国からブラジルに向かっていた7月25日にモーリシャス南東部の沖合で座礁し、8月6日にタンクから重油約千トンが流出。小魚や野鳥などの生物や、マングローブ林が広がる地域にまで漂着した。
同国のジャグナット首相は12日、「(船内に残っていた)燃料の大半を回収した」と発表したが、14日には約100トンの油が流出した。政府は、船主の長鋪汽船に賠償を求めており、同社も保険での支払いをする方針を示している…
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