金大がフェースシールド作り 病院に無料提供 石川

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三井新
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 金沢大学のベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(金沢市角間町)が、3Dプリンターを使い、顔全体を飛沫(ひまつ)から防ぐ「フェースシールド」のフレームを作り始めた。希望する県内の病院などに無料提供する予定という。

 ラボラトリーの林伸市・産学官地域アドバイザー(65)は、看護師の妻から医療現場でマスクやフェースシールドが不足していると聞いていた。同じ頃、大阪大学がフレームの3Dプリンター用データを無料公開したと知り、ラボラトリーでの製作を始めた。

 大学は現在、遠隔授業を実施中。キャンパスは閑散とし、ラボラトリーにある4台の3Dプリンターは、使い道がなくなっていた。

 データをプリンターに入力し…

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