ウクライナ選手、メダル隠して表彰台に 「混乱に抗議」

吉永岳央

 ソチ・パラリンピックでウクライナの選手たちが、表彰台で首にかけられたメダルを手で覆い隠している。自国のクリミア自治共和国をめぐってロシアと緊張が続く中、選手団は「私たちはメダルのために戦ったのではない。ここにいるのは国と平和のためだ」と話している。

 メダルを隠すことは、選手団で話し合って決めたという。バイアスロン女子10キロ視覚障害で銅メダルのオクサナ・シシコワ(22)も12日の表彰式で、メダルをかけられて間もなく、右手で覆った。「うれしい」と話しながらも、「混乱が起きていることへの抗議」と説明。「国を思ってメダルを手で隠した。私たちは祖国の人と共にある」

 ウクライナは一時、大会自体のボイコットを検討したが、「選手の活躍で平和を願う思いを世界中に伝えるため」として出場。14日までに、ロシアに次ぐ20個のメダルを獲得している…

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この記事を書いた人
吉永岳央
スポーツ部|五輪、山岳・冒険
専門・関心分野
冬季競技、アーバンスポーツ、山岳・冒険