ゼレンスキー氏「侵攻直前に戻せば勝利」 幹部からは全土奪還の声も

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根本晃 キーウ=高野裕介
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 ロシア軍が侵攻するウクライナでは、21日から22日にかけても東部や南部を中心に攻撃が続いた。侵攻から間もなく3カ月となるなか、ウクライナ側からは戦闘の終結をどう見通すかについて、様々な発言が出ている。

 東部ドネツク州のキリレンコ知事は21日、ロシア軍によって州内で市民7人が殺害され、10人が負傷したと発表。ゼレンスキー大統領は同日、ビデオ演説で「東部ドンバス地方の状況は極めて厳しい」とし、ロシア軍が主要都市のルハンスク州セベロドネツクと、ドネツク州スラビャンスクに攻撃を続けていると述べた。ルハンスク州のハイダイ知事によると、ロシア軍はセベロドネツクに4方向から攻撃を仕掛けたが、ウクライナ軍は反撃に成功したという。

 インタファクス・ウクライナ…

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この記事を書いた人
根本晃
イスタンブール支局長|中東・欧州担当
専門・関心分野
国際政治、トルコ、ガザ、ウクライナ、語学
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    服部倫卓
    (北海道大学教授=ロシア・東欧)
    2022年5月24日8時28分 投稿
    【視点】

    記事が伝えるように、ウクライナの政権幹部の間で、かなり大きな立場の隔たりが見られる。ゼレンスキー大統領が現実派、クレバ外相やポドリャク顧問が主戦派という構図である。意図的に硬軟を使い分けているのならいいのだが、路線対立だとすると、今後に不安

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