(書評)『射精責任』『避妊男子』

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 ■望まぬ妊娠に異議と主体的選択

 体の不調や社会問題は、その場しのぎの対症療法ではよくならないことを私達(わたしたち)は知っている。だが半ば神秘化され、私秘化した生殖活動においては結果がすべてで、原因が問われることはあまりに少ない。『射精責任』は、人工妊娠中絶の議論の際、女性の生殖権が焦点化され…

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