(論壇時評)戦争への想像力 平和主義の行方、どう語るか 政治学者・宇野重規

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 コロナ禍を経て、ようやくいつもの夏が戻ってきた。交通機関は帰省客や旅行客で賑(にぎ)わい、甲子園のスタンドは応援団で埋め尽くされる。広島と長崎の原爆犠牲者を追悼し、お盆にあたる8月15日の終戦の日には、戦争と亡くなった家族の記憶を語り合う。表面的に見れば前と変わらない8月に思えるが、何かが変わりつ…

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