(インタビュー)「移民国家」になる日本 社会人口学者・是川夕さん

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 立ち寄る店で、同僚として、働く外国人を見かけることが普通になった。だが、歴代政権は「移民」という言葉を使おうとはしない。入管施設や技能実習制度などの問題を耳にするたび、受け入れの壁も感じる。それでも気鋭の移民研究者の是川夕さんは、「日本は移民国家への道を歩んでいる」と語る。どういうことだろうか。

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    小熊英二
    (歴史社会学者)
    2021年12月2日10時8分 投稿
    【視点】

    たいへん興味深い分析だと思う。一線を画したマクロな実証分析を伴っており、読むべきインタビューだと思う。 「小学校入学前の子どもたちでは、外国籍、日本国籍取得者、親のいずれかが外国籍という『移民的背景を持つ人』は2015年で5・8%に上

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