(声)「背負い屋」の女たちがいた風景

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 彫刻家 本田貞伸(千葉県 72)

 僕が予備校に通い始めたのは1967(昭和42)年のこと。千葉県の松戸駅で新京成電車から国鉄に乗り換えるのだが、乗り換え時間が短く、階段を駆け下り飛び乗ることになる。

 そこは、「背負い屋」と呼ばれていた行商のおばちゃんたちの貸し切り車両だ。朝どり野菜や新鮮な卵を…

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