「助けて」と言えない社会 奥田知志さんと「共に考えよう」

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 私が大阪・釜ケ崎でホームレス支援を始めた頃、世間は阪神の21年ぶりの優勝に沸いていた。その余韻もさめやらぬ中、主砲バースが突然帰国。長男の治療のためと報じられ、ひどく驚いたことを覚えている。思えばあの頃、日本人は仕事第一だった。しかし、コロナ禍で気づいた。最も大切なのは「命」だと。

 「命」を考え…

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