(マダニャイ とことこ散歩旅:390)外苑東通り:27 奏でる乙女

 ■変わりゆく六本木、見守る

 人々がせわしなく行き交う東京・六本木の交差点。そこに一人の女性がたたずむ。「奏でる乙女」と題されたブロンズ像。台座の側面にある銘板によると、六本木は戦時中に焼け野原となり、戦後に住民たちが区画整理を行った。1954年、像は事業完了の記念に、彫刻家、本郷新(しん)(1…

この記事は有料記事です。残り359文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

連載マダニャイ とことこ散歩旅

この連載の一覧を見る