折々のことば:1815 鷲田清一

有料記事折々のことば

[PR]

 発症者二桁に減り良いほうのニュースにカウントされる人たち

 (俵万智)

     ◇

 生存ということがむきだしになる時、人にとって日々の糧は、あるか、ないかである。死も同じように、本人どころか家族にとっても、あるか、ないかである。誰かの死は一つの死として、別の誰かの死と比較も計量も交換もできない…

この記事は有料記事です。残り67文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載折々のことば

この連載の一覧を見る