(声)語りつぐ戦争 手記が伝える日露戦争の緊迫感

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 ■語りつぐ戦争 平和のバトン

 主婦 矢口秀子(茨城県 78)

 夫の祖父は20代で日露戦争に出征した。私の机の引き出しには、1904(明治37)年ごろ、戦争のさなかに書かれた手記の写しがある。

 約30年前、親戚宅の改装の際手記が見つかった。表紙も中もぼろぼろのため、コピーをとって保存した。

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