(声)語りつぐ戦争 海に散った兄にようやく「献杯」

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 ■語りつぐ戦争 平和のバトン

 無職 白武留康(佐賀県 82)

 私は8人兄弟の7番目。次兄の顔だけ記憶がない。次兄は1943(昭和18)年4月、鹿屋海軍航空隊で訓練中、鹿児島湾に墜落死した。19歳だった。

 遺骨も遺品もかえってきた。だが兄の面影は私のどこにもない。一瞬にして散った兄を思う時…

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