第2回生理用ナプキンを体験した男子高校生 「性を話し合える社会に」
宝島社による性教育の授業が2月5日、東京都千代田区の正則学園高校であり、2年生243人が参加した。生徒会執行部のメンバーで2年生のアキトさんが、同級生に性の正しい知識を身につけようと呼びかけることができる「最後のチャンス」と捉えていた場だ。
男子校の性教育
性に関する授業を受けて、性教育に向き合った正則学園高校の生徒会執行部。学ぶうちに、生徒たちの気持ちにさまざまな変化がでてきました。その姿に迫った連載の第2回です。
冒頭で、執行部のセアさんが昨年8月から約5カ月間、取り組んだ活動について説明した。自身が生理用ナプキンをつける体験をしたことを紹介。「男性にはないから経験してみようと考えました」と語った。
ナプキン、ぬらしてみると
薬局にナプキンを買いに行き、活動を見守ってきた養護教諭の藤田あゆりさん(23)に、使い方を教えてもらった。つけると、歩きにくく、いつも2段飛ばしで上がる階段を1段ずつ上がった。
経血でぬれる感覚も体験しよ…
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- 【視点】
この記事で指摘されている性について素直に話し合えることは、ヘルスリテラシー(健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力)を高めることと関連づけることができる。 性はいやらしいもの、隠すものといった意識や性ははしたないものと
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