駅や列車を映画の舞台に JR東海が資産活用と利用喚起狙う新事業

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大平要
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 JR東海は、映画やテレビ番組のロケ地として、列車や駅舎などの施設を有料で利用できる法人向けのサービスを始めた。保有資産を有効に活用しつつ、沿線地域の魅力を広く発信する狙いだ。

 今月、撮影場所の候補となりそうな施設や場所を紹介するホームページを立ち上げた。東海道新幹線、在来線の駅舎や列車内のほか、過去の車両を展示しているリニア・鉄道館(名古屋市)、各地の建設現場なども、希望があれば検討するという。広報部に専任の担当社員を置き、撮影する内容に応じた撮影場所の提案や、下見、撮影の立ちあいまで支援する。料金は個別に決める。

 同社はこれまでも、依頼を受…

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この記事を書いた人
大平要
経済部|名古屋駐在
専門・関心分野
企業経営、働き方、地方創生、産業政策