新幹線からエレキギター ALFEE高見沢さん「新幹線だけに……」

細沢礼輝

 東海道新幹線の車体からリサイクルしたアルミを使ったエレキギターが完成し、20日にお披露目式が開かれた。ボディーとヘッドには白地に青いラインが施され、車体カラーを再現。1本30万円(税抜き)で、新幹線開業60周年にちなみ、60本限定で販売される。

 JR東海と、楽器メーカー「東海楽器製造」(本社・浜松市)が共同で開発した。JR東海は、廃車となった「N700系」車体から塗料や防音材を取り除き、純度の高いアルミ合金を抽出。東海楽器はこのアルミを用いてギターのボディーを鋳造し、音質などを調整した。

 お披露目式の後、デビュー50周年を迎えた人気バンド「THE ALFEE」の高見沢俊彦さんに初号機が贈呈された。新幹線ファンという高見沢さんは「とても軽くて弾きやすい。新幹線だけにテンポの速い曲が合いそうだ」と話した…

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この記事を書いた人
細沢礼輝
東京社会部|鉄道担当
専門・関心分野
鉄道を中心とした運輸部門
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    田中知之
    (音楽プロデューサー・選曲家)
    2024年12月21日7時2分 投稿
    【提案】

    普通鋼やステンレス鋼に比べて価格は高いのだけど、実はリサイクル性に優れているアルミニウム合金。しかしJR東海と東海楽器製造、両社名からもすでに整ったコラボレーションだこと。ギター以外にもいろんな楽器や楽器に限らず色んなリサイクル品作ってほし

    …続きを読む