空気読まない?読書家で軍事・鉄道オタク 新総裁・石破茂氏の横顔

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森岡航平

 常に持論への自負をにじませる独特の言い回し。そうした石破茂新総裁のありさまは、時にひんしゅくを買い、時に「趣味は石破」と人に言わせるほどの魅力を放つ。これほど毀誉褒貶(きよほうへん)相半ばする政治家は、永田町でもなかなか見つからない。

 政治家・石破茂の礎にあるものは、世襲議員のみが体験する特異な生活環境と、父との関係性だ。

 父・二朗氏は、石破氏が1歳の時に鳥取県知事に就任。15年以上務めた後、参院議員に転じて自治相などを歴任した。「だだっ広い知事公舎に住んでいたんだ」。それが幼少期の石破氏の日常だ。

 生い立ちが影響しているかは…

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森岡航平
政治部|首相官邸担当
専門・関心分野
国内政治
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    筒井一伸
    (鳥取大学地域学部地域創造コース教授)
    2024年9月28日10時43分 投稿
    【視点】

    石破茂さんが自民党総裁に選ばれ,その関連記事もたくさん配信されているが,そのなかでこちらの記事を選んでみた。私が引っかかったのは【鉄道オタク】。石破さんの鉄道好きは地元鳥取でも有名であり,行きつけ??の模型店があったり,東京と鳥取の往復に,

    …続きを読む
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    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2024年9月28日23時25分 投稿
    【視点】

     次期内閣総理大臣になることが確実な石破茂氏のプロフィールをまとめた記事に、同氏について重要な価値観であるプロテスタントのキリスト教についてなぜ書かないのでしょうか。キリスト教系メディアにはたくさんの情報が出ています。  今年4月27日にも

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