LRTと東武連係に「賛同」 福田知事構想に、佐藤・宇都宮市長

山下龍一

 【栃木】宇都宮市の佐藤栄一市長は同市長選(11月17日投開票)の公約で、次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側への延伸計画について、「2030年の運行開始を目標」と訴える。26日の定例会見で、「なるべく早く工事着工し、運行開始できるよう全力をあげたい」と話した。

 延伸区間は、従来は30年代前半の開業を目標としていた。

 佐藤市長は「色んな方々やメールなどの要望で、一刻も早くとの声が多い。(時期を)より明確にした」と説明した。

 また、福田富一知事が訴えているLRTと東武宇都宮線の連係の必要性について、佐藤市長は「JRと東武線が(LRTを通じて)つながれば大きな効果がある。利便性の向上につながる」と述べ、福田知事の意見に賛同した。JR宇都宮と東武宇都宮の両駅は2キロ弱離れており、歩けば20分以上かかる…

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この記事を書いた人
山下龍一
世論調査部
専門・関心分野
国政、地方自治、トライアスロン