みどりの窓口、北千住駅で常設復活 JR東日本
細沢礼輝
JR東日本の喜勢陽一社長は10日、北千住駅(東京都足立区)のみどりの窓口を10月に常設のかたちで復活させると発表した。JR東は今年5月以降、繁忙期や定期券購入シーズンに限って臨時窓口を設けるなどしているが、常設窓口の復活は初めて。
北千住駅の乗降人数(2023年度)はJR東管内10位の約38万7千人で、川崎駅や上野駅を上回る。だが、2022年にオペレーターと話せる指定席券売機が設置されたのに合わせて、窓口は全廃されていた。
喜勢社長は「チケットレス化を進めるという方向性は変わらないが、お客様に迷惑をかけないよう柔軟に対応していく」と話した。
JR東は21年、当時管内440駅にあったみどりの窓口を25年までに140駅に減らす計画を発表し、今年4月時点で209駅にまで減らした。一方、利用者の不満の声を受け、喜勢社長は今年5月に削減方針を凍結。繁忙期に臨時窓口を復活させるなどしてきた…
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