ふるさと納税の流出額増加に歯止めを JRの車両基地で深夜の撮影会
斎藤茂洋
千葉県我孫子市がユニークなふるさと納税の返礼品を企画した。市内にあるJR東日本の車両基地で、常磐線を走行する車両の一部を集めて撮影するイベントで、寄付額は8万4千円。ふるさと納税制度による市税の流出額の増加に悩む市は「地域の特性を生かした工夫」としている。
松戸車両センター我孫子派出所で、7月26日深夜から27日早朝にかけて「ナイト撮影会」を開いた。18歳以上(高校生不可)が対象で、我孫子駅から回送電車で基地に移動し、車両の撮影やメンテナンス用トラック「軌陸車」の乗車体験もあった。
この企画を含め、市の返礼品は約300に上る。担当者は「地域にあるものを活用して寄付を増やしたい。我孫子を知るきっかけにもなれば」と話す…
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