北陸新幹線の並行在来線5社が連携 設備維持や教育、業務を効率化へ
小西良昭
北陸新幹線に並行する在来線5社が設備維持や安全教育、訓練など業務の効率化で連携する。提案した国土交通省が19日、発表した。長野、新潟、富山、石川、福井5県、延長約450キロの事業者間連携は初めてという。
5社は、しなの鉄道(長野県上田市)▽えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)▽あいの風とやま鉄道(富山市)▽IRいしかわ鉄道(金沢市)▽ハピラインふくい(福井市)。いずれも新幹線開業に伴い、旧JR信越線、北陸線を引き継いだ第三セクターだ。
北陸新幹線が3月、敦賀まで開業して新たにハピラインふくいが発足したのがきっかけ。沿線の人口減や施設老朽化、維持管理の要員不足・世代交代などの課題を隣り合う各社で共有する。
国土交通省担当者「連携をすすめ、モデルに」
連携は主に五つ。①除雪支援…
【春トク】締め切り迫る!記事が読み放題!スタンダードコース2カ月間月額100円!詳しくはこちら