バスケW杯、赤字は2.6億円 課題は国際連盟との「不平等契約」

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野村周平

 日本バスケットボール協会は12日の理事会で、昨夏に沖縄で開催した男子ワールドカップ(W杯)の決算見通しを承認した。収入が約35億円、支出が約38億円で、赤字分の2億6千万円は日本協会が負担する。

 協会は昨年6月時点の予算では赤字額を約6億5千万円とみていたが、チケット売り上げが当初見込みの1・5倍にあたる15億円に伸びるなどして、負担が半額以下に圧縮された。

 W杯で日本代表がパリ五輪の出場権を獲得し、その後のBリーグなどの集客は大幅に増えた。

日本バスケ協会は、数年後の国際大会招致を視野に入れています。「黒字化」へ、必要なことは何なのでしょうか。

 協会の2023年度決算も…

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この記事を書いた人
野村周平
スポーツ部次長
専門・関心分野
スポーツ行政、スポーツビジネス、五輪などの国際イベント