鹿沼、引きこもり支援広がる 民間「協議会」が社会復帰手助け

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重政紀元

 引きこもり問題の広がりを受け、栃木県鹿沼市では官民で支援が広がっている。市民団体は当事者や家族に向け、ラウンジなどの居場所やカウンセリングの場をつくるほか、社会福祉協議会も相談などの対策を始める予定だ。

ラウンジ・手仕事の場開設

 民間で支援活動をしているのは、引きこもり当事者の社会復帰を支援している複数の団体や専門家でつくる「鹿沼ひきこもり協議会」。

 当事者の居場所の一つとなっているのがラウンジ「リトルジェム」。協議会の構成団体である一般社団法人「コブル」の事務所に設置され、ゲームや読書、おしゃべりなど何か目的がなくても立ち寄って時間を過ごせる。

 居場所づくりのもう一つの取…

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