蒸気機関車「デゴイチ」ぴかぴかに こどもの日には汽笛が復活
富永鈴香
【茨城】水戸市の千波公園にある蒸気機関車D51(デゴイチ)を末永く守ろうと、21日、鉄道ファンなどでつくる有志団体「デゴイチを守る会」の会員たちが車体を丁寧に磨き上げた。
展示されているデゴイチは、全長約19メートル。1941年に製造され常磐線の貨物列車などとして活躍し、70年にその役目を終えた。水戸市が当時の国鉄に要望し、71年に千波公園に設置。今年3月には市の地域文化財に指定された。
この日は、子どもから大人まで約30人が集まり、隅々まで水拭きした。同会の会長、中山隆一さん(71)は「多くの人が集まってくれて感無量」。5月5日には午前10時から午後3時まで「デゴフェス」を開催する。子どもを対象にJR水戸駅長の服を着た撮影会や、汽笛を鳴らす体験イベントも予定されている。
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