車体は100年前のワインレッドに 記念車両でGO! 豊橋鉄道
戸村登
豊橋鉄道(愛知県豊橋市)は15日、市内線と渥美線で、開業当時のイメージのラッピングを施した「創立100周年記念号」の運行を始めた。100周年の17日を前に、往年の「豊鉄カラー」を地域の人たちに知ってもらおうと企画した。それぞれ来年3月まで運行される。
市内線のT1000形ほっトラムは、大正14(1925)年に造られた当時のワインレッドの車両カラーを復刻。後に開業した渥美線の1807編成「なのはな」も昭和初期の深緑をイメージしたデザインとなった。市内線の駅前電停では、発車式が開かれ、関係者によるテープカットで100周年を祝った。
市内の穂の国とよはし芸術劇場PLATではグループの創立100周年記念式典もあり、小笠原敏彦社長は「次の100年に向け、この先の未来をみなさまと連携し、ともに作り上げていきたい」と述べた。
記念事業の子育て応援企画として、今月17日と、4月~来年3月の第1日曜日に市内線について、小学生以下の運賃を無料とする。
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